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東京日帰り歩き旅


by arukitabi
閉園時刻の4時半に公園を後にして、私達は下北沢駅まで歩くことにしました。すぐ近くの東京大学キャンパスを抜けてゆくことにします。正門正面の時計台のある建物をはじめ、雰囲気のある古い建築が並んでいます。旧前田邸と同じく、やはり昭和初期のものなのだろうか。
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夕方でしたので隅々まで見学することはしませんでしたが、そういえばこちらのキャンパスには博物館があったと思う。またゆっくり来てみよう。

地図を見ながら井の頭線の線路を目指して歩いてゆくと、ちょうど池の上駅の前に出ました。線路に沿ってもう1駅分歩きます。人ひとりがようやく歩けるくらいの細い細い道を通ったりしながら。
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下北沢での寄り道ポイントをいくつかご紹介。

PALAZZO(パラッツォ):アメリカンダイナーっぽい造りのカフェ。名物は500円台のトルコライスシリーズ。「トルコライス」というのはお子様ランチみたいにワンプレートに洋食を盛り合わせたもののことで、厳格な定義はないようですが、カレーピラフ×ナポリタンスパゲティ×トンカツというのが基本のようです。私が頼んだのは、カレーライス×明太子スパゲティ×チキンテリヤキマヨのAランチ、500円。

CITY COUNTRY CITY:お気に入りのカフェです。

しもきた茶苑大山:あてもなく歩いていたとき、何の気なしに路地を覗き込んだviperさんが「あれ?わあ!」と声を上げ「ここにあったんだ」と大喜びした名店。1階は日本茶のショップ。2階に喫茶室があり、かき氷がとても美味しくて、行列が絶えないのだそうです。その喫茶室はこの日はたまたま、お茶の大会に出張中とのことで臨時休業でしたが、ショップにいらした大奥様が2階の入口まで案内してくださって、ショップカードもいただいて帰ってきました。今年のかき氷は9月27日までとのこと。viperさんは決然と「行く」と言っていました。私は甘いものは得意じゃないけど、お茶屋さんのかき氷なら、食べてみたいな。

THE STUDY ROOM:科学グッズのお店。標本、地球儀や天球儀、ビーカーや試験管、石、恐竜の模型、絵本や図鑑、動物のぬいぐるみ、元素表、プリズム、科学おもちゃ、小学校の理科室にあったようなもの、見たこともないもの、楽しいものや不思議なものやちょっと怖いようなものや見とれてしまうようなものや、小さなお店に人類の叡智が溢れかえっています。飽きない。プレゼントを探すのにも良いと思います。

まだ夏の気配が色濃く残るなか、久しぶりのお散歩でした。これから涼しくなって、本格的なお散歩シーズンがやってきます。またご報告できるといいなと思っています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
トルコライス 500円
カフェでコーヒー 400円
本日の遊興費計 900円(往復の交通費は含まず)
# by arukitabi | 2011-09-15 20:28 | 社会科見学
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洋館はチューダー様式の大きなお屋敷。家具つきの展示があるのは書斎や主寝室などの一部だけで、他のお部屋はがらんとしています。だからこそお部屋の隅々まで歩いて、壁や窓や床をじっくり見ることもできます。窓辺に立って外を見たりもできます。

「ここのお屋敷のお嬢様とメイドだったら、どっちになりたい?」
「うーん、メイドかなぁ。メイドのが気楽そうだし」

「この窓からの景色がいい。ハリーポッターみたい」
「ああ、あの寮の感じ?ステンドグラスが見えるからかもね」

玄関ホール脇、応接室だったところが今は喫茶店になっています。
木漏れ日の注ぐテラスに面した豪奢なお部屋で、コーヒーとか飲めるのね。400円くらいなのね。ここはいいですね、ゆっくりできそう。
喫茶室は満席に近い賑わいでしたが、お茶を飲んでいる方々は、どなたも穏やかな笑顔。会話も静かで落ち着いていて。そうなるよね。いい時間ですよね、これ。

私達は次は和館に向かいます。
「viperさん、洋館と和館だったらどっちに住みたい?」
「和館!」
即答でしたね。「私は・・・洋館かなぁ」

ただ、和館に上がって、お庭に面した縁側に座り込んだら、和館もいいなぁと思いました。縁側というのはなぜあんなに良いのでしょうね。いつまででも座っていられますよね。

お庭の木はモミジが多いようでした。紅葉の時期は格別ではないかと思われました。

さて、ここには日本近代文学館という資料館もあります。建物に入ると、図書館の匂いがしました。近代文学の資料を集めて保存している建物。企画展や朗読会・講演会のようなイベントもありますが、基本的には「図書館」なのです。
そうそう、文学館には喫茶・軽食のお店が入っています。ランチも600円くらいでいただけるようなので、次回はもっと早い時間に来てお邪魔したいと思っています。

洋館は4時半までの公開、和館は4時までの公開です。
公園全体の閉園時間も4時半。4時も過ぎて残りの時間を、私達は芝生広場に戻って過ごすことにしました。ベンチで、ピクニック。viperさんがおうちで淹れてきてくれたコーヒーと、乗換駅で買ってきてくれた高級チョコレート。おいしかったー。ごちそうさまでした。
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ただ、蚊がすごい。じっと座っていると刺されるので、逃げ回りながらコーヒーを飲んだことでした。でもそれもいい思い出になりますね。
# by arukitabi | 2011-09-14 17:56 | 社会科見学

駒場公園 2.芝生広場

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しんしんと蝉の声の降る木立を抜けると、ライトブラウンの洋館が見えます。
洋館の前庭を抜けてさらに進むと、雰囲気のある小さな門があります。
門をくぐると、今度は「芝生広場」です。以前来たときは、冬枯れの広場でしたが、今日は生命力に溢れる広場。膝まで届こうかというほどの草むらの中をわざとどんどん歩いて行きます。もう1ヶ月ほど経ったら、一歩踏むごとにバッタがぴょんぴょん跳ねるんじゃないかな、と思いながら、わしゃわしゃと音を立てて進みます。
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すっかり楽しくなったところで向こう側に着きました。そこにあったのが、赤いブランコ。
幸い、近くに人もいないことだし。
乗るよね。当然。
わーい。わーい。
大きな木の繁った葉のあいだから、太陽が見えて、ブランコを漕ぐと自分の位置が移動するから陰が変わって、太陽の光がキラキラキラキラと見えて、蝉の声がして、本当に楽しい。

あ、そろそろ待ち合わせ時間の3時だし。そろそろメール入れたほうがいいかな。

とブランコを降りてバッグをごそごそしていたところに、手を振りながら近づいてくる人がいました。南側の入口から入ってきたviperさんでした。公園の最寄りは井の頭線の駒場東大前駅です。公園の南側、芝生広場側になります。

しばらくブランコに乗りながら、近況報告などをし。

建物を見に行くことにしました。洋館・和館とも、入場無料です!
# by arukitabi | 2011-09-13 14:50 | 社会科見学
9月11日の土曜日、「突然、今日」というタイトルのメールが来ました。「超前略!」で始まるメールはviperさんからのお誘いでした。そろそろまたゴハンでもという話がなかなか実現に至らないまま数ヶ月でしたでしょうか。「はい喜んで!」とお出かけが決まりました。

行き先は、以前に2人で通りかかったことのある駒場公園。
美しいもの好きの人ならご存知かもしれない日本民藝館の隣です。今日はあえて民藝館には行かずに、公園に行きます。
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目黒区立駒場公園。公園の北半分は建物エリア。旧前田侯爵家の本邸(洋館)と離れ(和館)、それから日本近代文学館がうっそうとした森の中にあります。中門を境にしてもう半分は、円形の芝生広場とそれを囲んで並ぶベンチからなるまったりエリア。

私は東北沢の駅から歩いて行きました。北側からのアクセスになります。以前に歩いた井の頭通りから2、3分の駅ですので、井の頭通り歩きのオプションのつもり。公園までは徒歩15分程度です。

井の頭通りは大山という交差点から小田急線東北沢駅に向かい、そのまま道なりに踏み切りを渡って駅を越えます。三角橋という分かれ道をさらに直進。時計台のある東大キャンパス正門を通り越すと右手に「駒場通り」という並木道が現れますので、右に折れてそこに入ります。ここはハナミズキの並木道。viperさんと以前歩いたのは晩秋か初冬で、紅葉がそれは美しかったものでした。
駒場通りに入ったら、すぐ1つ目の角を左に曲がります。左手を覗くと自販機が見えますので、それが目印です。公園の入口の自販機です。公園の中には自販機や売店はありませんので、歩きながらの飲み物が必要でしたらここで買いましょう。
上の地図はその自販機の並びに設置してあるものですが、上のほうに「現在地」とあるのが見えますでしょうか。正門は、こんな感じです。
駒場公園 1.東北沢駅から駒場公園_a0111855_151756.jpg
うっそう。
# by arukitabi | 2011-09-12 15:40 | 社会科見学

鎌倉 3.海

鶴岡八幡宮からの帰りは小町通りを行きます。和菓子でしょー、いなりずしー、しらす丼、お漬物ー、豆ー、コロッケー、誘惑がたくさんだー。鎌倉駅前にもあったけど、ソーセージとビールをセットで売ってるスタンドはかなり気になるなー。たまちゃんさんはお土産にと定番お菓子の「半月」をお買い上げ。ゴーフルみたいな感じのお菓子。パッケージのうさぎイラストも可愛いのですよね。立ち止まり立ち止まりのんびり歩いて、3時半に鎌倉駅に戻ってきました。

次は七里ガ浜駅で降ります。浜に行く前に、セブンイレブンに寄り道。各種取り揃えられた地ビールの中から湘南ビールのルビーをつかんでレジへ。「栓、開けてもらえますよね?」「はい♪」レジの女の子はにっこり笑って、慣れた手つきで瓶の栓を抜いてくれたのでした。では、いざビーチへ!
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そのビールを飲みながら、浜辺を散歩。隣の鎌倉高校駅まで。
「いいですよね、こういうの」
「なかなかできないですものね、いいですよね」
「いいですよね、たまにはね、必要ですよね」
「いいですよね、やっぱり海はいいですよね」
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砂浜を、夕日に向かって、波の音を聴きながら、潮風に吹かれて、お散歩。

名残惜しいですが、仕上げは一度やってみたかった「あの駅で江ノ電を待つ」をします。
日本屈指の素敵駅、それが鎌倉高校前(駅名も青春ぽいし)。
「あの駅」のホームのベンチから見える景色は海と空だけ。
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こうして藤沢まで戻り、藤沢から再び小田急線で新宿まで戻り、お夕飯時には帰宅できました。そうそう、江ノ電の鎌倉駅には江ノ電ショップがあります。また、江ノ電藤沢駅の売店でも、江ノ電グッズが買えます。かわいいものがたくさんあるのですが、たまちゃんさんがご家族にお土産に買ったのが「江ノ電ランチボックス」。二段式のお弁当箱が江ノ電車両の形なのです、すっごく可愛いの。小さい男の子はすごく喜ぶんじゃないかなと思いました。実際、大好評だったそうです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
小田急江ノ島鎌倉フリーパス 1430円
うなにぎり 200円  大仏グミ 600円
長谷寺拝観料 300円 大吉だんご 150円
お賽銭 20円
高徳院拝観料 200円 大仏胎内拝観料 20円
鳩みくじ 200円   湘南ビール 530円

本日の遊興費計 3650円(10円未満は切り上げ・新宿までの往復の交通費は含まず)
# by arukitabi | 2011-04-27 20:10 | 社会科見学